オンライン上の「カリスマ店員」が、最適なシューズ選びを手伝ってくれる。スポーツメーカー・アシックス(本社・神戸市)は生成AIを活用した、そんな取り組みを進める。
シューズが一覧になったホームページの隅に、小さなチャット画面が表示されている。「散歩用にほしい」と入力すると、「新しいソールを使ったものがあります」。ラインアップが切り替わり、足への負担が少ないシューズが並べられていく。
昨春から海外の一部ユーザーに向けて公開している「生成AIアシスタント」だ。同社の大島啓文・執行役員CIOは「実店舗と同じように、店員が靴を棚から下ろして並べるイメージです」と説明する。
もともと、色や用途など六つ…